瓜什則草原から甘加草原へ

瓜什則(グァシーズ)草原は青海省側にあり、甘加(カンジャー)草原は甘粛省側にある。
タンカの里を見た後、青海省側の瓜什則草原から、省の境を越えて甘粛省の甘加草原に
南下した。草原の真ん中に瓜什則小学校があったが、そこを過ぎてとしばらくすると、
そこが省の境らしい。この辺りはずっと高原の草原が続いていたが、標高が高いから
5月の初めでも草は芽吹いていない。6月になば、素晴らしい草原になるらしい。



山の下に見えるのはチベット族の部落だろうか



ここはまだ青海省側の瓜什則草原である。




ここを通ったのは五月の初めだったが、まだ草原の草は青くなっていない。
6月になればこの辺りの草原は青々と草が繁り、とても綺麗なのだとか。
私の旅行は5月の労働節(メーデー)の休暇の頃が多く、
緑の大草原が見られないのが残念である。




6月になれば、緑の大草原になるはずなのだが。




チベット人の部落が草原の中に見える




戸数が少ない小さな部落である




ヤクの群れらしい




羊の群れ




草原には水も流れている








少し大きなチベット人の部落




この辺りの草原の路は舗装されていない




小学校の休み時間で、子供達が草原に出てきて遊んでいるらしい。




水辺に草をはむ羊。この女性は羊飼いの女性か。小学生か





後ろに見える小学校には、衛星放送のパラポナアンテナも見える
電柱が見えないが電気は来ているのだろうか。



チベット族の小学生の写真を撮ったが、我々が珍しい闖入者であったせいか、
写真を撮ったら固まってしまった。写真に慣れていないらしい。普通ならば私は
中国人民の写真を撮ってあげたら、住所を聞いて写真を送ってあげるのだが、
ここはチベット語地帯なので住所を聞くのをあきらめてしまった。あきらめないで
中国語で住所を聞いたら中国語が通じたかもしれない。









だんだん小学校の子供たちが集まってきた
























この辺りは既に甘粛省の甘加(カンジャー)草原に入ったと思われる









チベット族の民族服を着ている








目的地の夏河が近い。甘加草原の出口と言うか、入り口と言うか
峠の様なところから、甘加草原を俯瞰したところ。6月になれば
青々とした草原なって、とても綺麗な草原になるのだと言う。
残念。